【シン・社長通信】健康寿命と健康経営
11月になってからも夏日があったり、台風が同時に4つも発生したりと、これも地球温暖化の影響でしょうか。今年の世界の平均気温は、観測史上最高だった昨年を上回り、最も暑い1年になる見通しです。
温暖化対策待ったなしの状況でアメリカでは温暖化対策に消極的なトランプ前大統領が復権します。化石燃料をガンガン採ると息巻いていて、パリ協定からの再離脱も現実味を帯びている。日本や他の先進諸国は温室効果ガス削減の取り組みを後退させないよう、粘り強く説得する必要がありますが、残念ながらカオス状態になる可能性が高そうです。
地球の健康という大きな話は一旦置いておくとして、今回は健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)について考えたい。
2023年の日本人の平均寿命は、男性81.09歳、女性87.14歳と3年ぶりに増加した一方で、健康寿命は2019年統計と少し古いですが、男性が72.68歳、女性が75.38歳となっています。
ここで注目してもらいたいのが、平均寿命と健康寿命の差です。男性が約9年、女性が約12年でこの期間は何かしら生活の補助を受けながら生活することになります。
超高齢社会に入っているわが国ではこの期間の短縮、つまり健康寿命を平均寿命に近づけることが、増え続ける社会保険料の抑制につながります。国が全国の企業に健康経営を呼びかけだした大きな理由の一つでしょう。
さて我が社も数年前から健康経営に取り組んでいます。
具体的には健康診断後の再検査費用の補助、虫歯治療の補助、インフルエンザ予防接種の補助などの各種補助金。健康に関する各種セミナーの開催、健康に対する取り組み月間を設けて達成者へ賞品を配付などなど。
さらにこの9月からは、置き型社食の「オフィスでごはん」を導入しました。
既に事務所通信欄でも掲載されておりますが、1品100円で様々な食品を提供しております。普段コンビニやスーパーのお惣菜を買われる方は、試しにこちらもご利用ください。
冷蔵から冷凍まで健康に留意されて作られたものが揃っています。昼食のプラス一品や夕御飯のメインのおかずや晩酌のお供の他にデザートもあります。常連の利用者もいます。まだ利用されていない方は、是非ともご活用ください。私も頻繁にいただいております。
人生を謳歌するためには健康な体が必要です。
健康維持のためのコツはバランスのとれた食事、適度な運動、質の良い睡眠、ストレス管理、社会的つながりを持つことなどがあげられます。これらのコツを今後も可能な範囲でみなさんにお伝えしていきます。
とは言っても自分の体のことは自分にしか分かりません。最終的には、各人の健康への意識にかかっています。
代表取締役 加藤 晋(2024年11月18日記す)
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