【社長通信】はじめに健康ありき

地球温暖化による異常気象が地球規模で大きな危害をもたらしています。

地球温暖化を防止するために設けたパリ協定からの離脱を宣言したトランプ大統領は早速大きな試練に立たされています。 アメリカ南部を襲うハリケーン「イルマ」が大統領の判断をあざ笑うかのように大災害をもたらしています。日本でも台風18号の動きが気になるところ、大事に至らないことを祈るばかりです。

さて、先日からの現任教育にて申し上げているように、わが社が今後、積極的に取り組みたい課題の一つに「健康への意識向上」があります。

先日、ある講演で聴いた健康診断の意義についてわかりやすい解説を紹介します。

―――WHO(世界保健機関)憲章による健康の定義は「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」となっています。健康は他人が決めることではなく、自分自身が内側で感じること、決めること。健康は自分の内側にあるのです。

健康をつくっていくのは、毎日の習慣です。

バランスの良い食事、運動の習慣は当然として、体調管理や良好な人間関係を保つこと、自分が大事な人間であるという感覚を持つこと、これも肉体的、精神的、社会的にも、すべてが満たされた状態にとって、とても大切なことです。

毎日ストレスを感じる人は多いですが、そのストレスを上手に回避したり、上手に付き合っていくことで、私たちは心も健康でいられるのです。 タバコを吸わないこと、きちんと休みを取ること、一つひとつが大事な健康のための財産だと思います。

そして、健康診断です。健診は、現代人にとってとても大事な健康習慣となります。病状が出た時は既に病気は進行しています。早期発見してこそ悲しい思いをしなくてすみ、自分の健康寿命を延ばしていくことができます。

――― 私自身も3度にわたる入院、手術という経験により、健康の有難さが身に沁みました。今こうして、普通に日常生活が送れるようになったことはそれこそ、早期発見、早期治療のたまものです。平均寿命が80歳を超える今、72歳の私がそれこそ72歳といわれる健康寿命をいかに80歳に近づけるか、日々挑戦です。

「一味同心」それぞれが、前述のWHO憲章による健康の定義を理解し、生きがいと幸せを目指して健康造りに励みましょう。

代表取締役 加藤慶昭 (9月14日記す) 

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